地域の魅力と発展の力に― 公園に「ノムラモミジ」と「ドウダンツツジ」植樹 福知山緑化推進委員会
京都府の福知山緑化推進委員会(会長・大橋一夫福知山市長)は8日、東堀の桃映地域公民館で第50回福知山地方植樹祭を開いた。同委員や地元の小中学生ら約40人が参加し、近くの大正東公園にノムラモミジとドウダンツツジの苗木計6本を植えた。 緑化運動の輪を広げることを目的に、緑の募金運動で寄せられた浄財を使って、市内各地で毎年植樹をしている。今回は、天皇陛下の御下賜金を活用。国土緑化推進を目的に贈られるもので、京都府への御下賜は7年ぶり。 植樹場所は、地元の大堀区自治会が、里山保全に力を入れ、府の循環型林業のモデル事業などに取り組んでいることもあり、今秋に完成した同公民館近くが選ばれた。 式典で大橋市長は「ノムラモミジとドウダンツツジ、この紅白に彩る苗木が地域のさらなる魅力、発展の力となることを願っています」とあいさつした。 同公園に移動し、大橋市長や大正小と桃映中の各代表児童・生徒らでノムラモミジ1本を植樹。このあと、一般参加者で、モミジの周りを囲むようにドウダンツツジ5本を植えた。 参加した児童は「立派できれいな木に成長して、長い間ずっと育ってほしい」と話していた。