元日の18歳新成人は109万人 巳年生まれは1002万人
総務省が31日公表した2025年1月1日時点の人口推計によると、06年生まれの新成人(18歳)は109万人だった。24年よりも3万人増えたものの、過去2番目に少なく、少子化の流れは止まっていない。巳年生まれは1002万人だった。 新成人は男性が56万人、女性53万人で、総人口に占める新成人の割合は0.88%。新成人の人口は、第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)が成人した90年代前半には200万人超だったが、その後減少傾向が続いている。 成人年齢は22年4月に20歳から18歳に引き下げられた。 06年は、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」が、当時の過去最低だった05年の1.26から緩やかに反転した。景気回復などが要因とみられ、出生数が増えた。 巳年生まれの男性は485万人、女性は516万人。生まれた年で見ると、65年生まれの60歳が174万人と最多。最も若い13年生まれの12歳は103万人だった。