立憲「与党の過半数割れへ」 維新「自公と1対1の戦いに」 国民「政策重視で候補者を」 野党党首らが神宮参拝
野党3党の党首や幹部らが伊勢神宮参拝(三重テレビ放送)
立憲民主党と日本維新の会、そして国民民主党の野党3党の党首や幹部らが4日、伊勢神宮参拝のため三重県を訪れ、今年の夏に予定されている参議院選挙に向けての考えを示しました。 伊勢市内で会見に臨んだ立憲民主党の野田佳彦代表は、参議院選挙について少なくとも改選議席において与党の過半数割れを実現したいとした上で、改選数が1人の一人区である三重県選挙区については「野党系が1本化できるならば勝てる可能性は十分にある。候補者の擁立に向けては三重県連で取り組んでいる」と話しました。 また日本維新の会の前原誠司共同代表は参議院選挙の一人区においては野党の一本化は必要で、吉村洋文代表が提唱している予備選挙の制度設計をしっかり行うとして「自公との1対1の戦いに持ち込むのが大事だ」と話しました。 そして国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「一人区で戦えるよう候補者を立てて戦っていく。先の衆議院選挙以降、多くの候補者公募がいる。三重県連と相談し政策重視で候補者を立てていく」と述べました。