元ワン・ダイレクションのゼイン・マリク、ステージでリアム・ペインを追悼
10月16日に宿泊していたアルゼンチンのホテルで亡くなったワン・ダイレクションのリアム・ペイン。先週行われた葬儀には1Dのメンバーらも出席したが、その1人であるゼイン・マリクが自分のコンサートでも彼を追悼した。
葬儀から3日後に当たる11月23日(土)にイギリスのリーズでツアー「STAIRWAY TO THE SKY」の初日公演を行ったゼイン。最後から2曲目の楽曲「Stardust」の演奏中、ステージのスクリーンに「リアム・ペイン 1993-2024 君を愛している」とメッセージを映し出した。最後に赤いハートのマークを添えていた。
今回のツアーは10月23日にアメリカでスタートする予定だった。しかしゼインはリアムが亡くなった3日後に日程の変更を発表、「悲痛な喪失感」から延期することを明らかにした。アメリカでの公演は来年初めに行われる。
1Dはリアムの死を受けて合同でお悔やみのメッセージを発表していたが、ゼインは単独でもメッセージを発表。「君が僕たちのもとを去ったとき、僕たちは兄弟を失った。最後にもう一度ハグをして君にきちんとお別れを言い、心から君を愛し尊敬していたと伝えられたらどんなにいいか。言葉では説明できない」「君との思い出をいつまでも大切にする。今の気持ちを言葉で言い表すことはできない。ただ打ちのめされている。君が今どこにいようと元気で安らかで、どれだけ君が愛されているかを知ってくれていることを願っている」。
ゼインは2015年に1Dを離脱している。それ以来1Dの全員が公に集まることはなく、今回の葬儀がその初めての場所となった。再会がこのような悲しいものになるとは誰も想像しなかっただろう。改めて安らかな眠りを祈りたい。