原発事故想定し佐賀で原子力防災訓練 先月運用開始の緊急時対策棟でも 【佐賀県】
サガテレビ
玄海原子力発電所で重大事故を想定した県の原子力防災訓練が行われ、九州電力の社員などが緊急時の対応を確認しています。 このうち発電所対策本部の訓練は、先月運用開始した九州電力玄海原子力発電所の「緊急時対策棟」で行われ、発電所の職員56人が参加。 玄海原発4号機から冷却水が流れ出し外部電源を含めた全電力が喪失、総理大臣が原子力緊急事態宣言を発令するという想定で行われました。職員らは迅速な住民の避難につなげるため九州電力の本店や関連自治体との報告の手順を確認していました。 このほか、訓練には唐津の離島の住民のほか、隣県の福岡・長崎の関係者も参加しています。
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