総額4000万円の施術を重ねた美容外科医 ”施す側”から見た整形のカジュアル化「コンビニくらい敷居を下げていい」
■美容外科医が考える整形のカジュアル化「コンビニや駅の改札くらい敷居を下げていきたい」
――美容整形に対する圧倒的な熱量の高さがありますね。実際に美容整形外科医になられて、美容業界の課題を感じられますか。 【たいせい先生】今の美容業界はSNSで集客できないと、誰かに振ってもらえないかぎりオペも十分に出来ません。完全に『量質転化の法則』です。集客できる人が沢山のオペ症例の経験を重ねた結果、オペのスキルが磨かれ上手くなります。僕はこうしたシンプルな美容業界の流れが好きではありますが、一方で、発信力のあるキラキラできる人じゃないと症例が積めず、オペが上手くなれないのも考えものではあります。 ――その課題に対して、辻先生はどんな行動を起こしたいと考えていますか? 【たいせい先生】まだまだ美容外科の敷居は高く、なかなか手を出しづらい風潮が一部の人にはあると思いますので、その敷居をいかに下げていくのかが僕がこれからやっていくべきことだと考えています。 ――2023年Tokyo Tensei Clinicを開院されました。「コンビニやスタバくらいの感覚できてくれるクリニック」を目標に掲げておりますが、そこにはどのような思いがあるのでしょうか。 【たいせい先生】美容外科の敷居は高いですが、こんな素晴らしい美容医療だからこそ多くの人に届いてほしい、その一心です。なかなか普及しない原因は値段だったり、ダウンタイムだったり、周りからの見え方など、色々な背景があると思いますので、徹底的に安く、ダウンタイムを短くを心掛けています。整形への意識については、僕が誰よりも美容整形をたくさん受けてSNSで発信し続けることで、少しでもカジュアル化に貢献できたらと思っております。コンビニや駅の改札くらい敷居を下げていきたいですね。 PROFILE/辻たいせい Tokyo Tensei Clinic統括代表 顔面課金4000万超え日本一の小顔整形ドクター。Instagramフォロワー16万人。脂肪吸引をはじめとする小顔整形を得意とする。自ら整形を繰り返してるからこそのこだわりがある