ロコ・ソラーレ、GS年内最終ツアー初戦で劇的白星発進! 接戦も最後はスキップ藤澤のスーパーショットで決着…次戦は日本チーム同士対決
【グランドスラム オブ カーリング】ナショナル(11月27日/カナダ) 【映像】試合を決めた藤澤五月のラスト“神ショット” ワールドカーリングツアーの上位チームのみが出場できる最高峰タイトル、グランドスラム オブ カーリングの今季第3戦「ナショナル」がカナダのニューファンドランド・ラブラドール州セント・ジョンズで開幕した。 日本からはランキング7位のロコ・ソラーレ(Fujisawa)、同13位の北海道銀行(Tabata)、同17位のフォルティウス(Yoshimura)ら3チームが出場。揃って初戦を戦った。 ロコ・ソラーレはスイスのシュヴァラーに対し、第1エンドからスティールで2点を奪う立ち上がりを見せるものの、前半はイメージどおりにショットが繋がらず、第4エンドには2失点を喫しハーフタイムを同点で折り返す。 それでも第5エンド、スキップ藤澤五月が1投目でダブルテイクアウトを決めるなどチャンスを活かしリードを奪うと、さらに続く第6エンドには藤澤の2投目でデリバリー、ラインコール、スイープと完璧に揃ったチームショットでフリーズを決め、後攻の相手に1点を与える「フォース」を成功させて1点リードを保ったまま終盤へ。 第7エンドにスティールを許し再び同点とされて迎えた最終第8エンド。相手フォースのピンポイントドローに苦しめられながらも、ラストロックで藤澤がコーナーから自軍の石を玉突き的に2つ使い、相手のNo.1ストーンを弾き出し劇的な勝利を手にした。 試合後には4選手並んでインタビューを受け「今季はこういう試合を落としていることが多かったので(嬉しい)」と藤澤。今季のグランドスラム第1戦「ツアーチャレンジ」、第2戦「カナディアン・オープン」に続いての白星スタートとなった。 2試合目はフォルティウスとの日本勢同士の対戦となるが「すごく楽しい試合になると思う」とセカンドの鈴木夕湖。27日の21時から試合開始予定だ。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部