巨人時代の高橋優貴

　巨人から今季限りでの戦力外通告を受けた高橋優貴投手（27）が、来年1月1日から社会人野球のミキハウスで現役を続行することが2日、決まった。ミキハウスが発表した。 【写真あり】昨年の契約更改交渉での高橋優貴「ラストチャンス」と 　高橋優は、18年ドラフト1位で巨人に入団し、プロ3年目の21年に自己最多となる11勝を挙げた。左肘手術を経て22年9月に育成選手として再契約し、昨年4月に支配下復帰。6年目の今季は1軍登板がなかった。通算成績は69試合で18勝25敗、防御率3・66。 　今季のイースタン・リーグ登板は2試合。自身にとって初めてとなる社会人野球で再起を目指すことになる。 　大阪府八尾市を拠点とするミキハウスは、今年の都市対抗、日本選手権と春秋ともに全国大会に出場した強豪。今年1月には巨人の15年ドラフト1位でスカウトから転身した桜井俊貴が入社しており、2年連続で巨人ドラフト1位投手が入社する。 　◇高橋　優貴（たかはし・ゆうき）1997年（平9）2月1日生まれ、茨城県ひたちなか市出身の27歳。田彦小3年から野球を始める。東海大菅生では1年夏からベンチ入りし、3年夏に西東京大会準優勝。八戸学院大では北東北大学リーグの最多記録となる301奪三振をマークし、通算20勝。1メートル78、82キロ。左投げ左打ち。