【速報】大阪地検元検事正から性的暴行受けた部下の検事が会見「6年間苦しんできた」涙ながらに語る 元検事正は「これでお前も俺の女だ」裁判で起訴内容認め謝罪
■女性は「PTSDで休職を余儀なくされた。被害に苦しんでいる方に寄り添いたい」と涙ながらに語る
女性は性被害のことを公にせずに過ごしてきましたが、「被告は懲戒免職され、法曹資格失うべきだったのに、(定年前に退官という)円満退社し、多額の退職金を得て、(弁護士になった後も)大きな影響力をもっていた。実際の行動は、罪などなかったのような被害者を忘れたかのようなふるまいだ。検事正がこれほどに罪深く不道徳で非常識なことを気づかず、PTSDで休職を余儀なくされ、自分の生きがいの仕事まで奪われた」と訴えました。 会見を行った理由について、女性は「性犯罪やDVなどに苦しんでいる被害者の方がたくさんいる。私は被害にあって苦しんでいる人の力になりたいと思い検事に任官し、たくさんの被害者とともに戦ってきた。私の経験を語ることで、被害に苦しんでいる方に寄り添いたいと思い会見に臨んだ。加害者が『同意があった』などと主張することが多く、正しく事実認定しなければ、さらに被害者を傷つけることになる。性犯罪の本質を正しく理解して、被害の本質を知ってほしい」と訴えました。
■北川被告は「関西検察のエース」最高検の刑事部長や大阪地検検事正を歴任
北川被告は石川県出身で、1983年に金沢大学を卒業後、検事として主に関西地区の検察庁でキャリアを重ね、那覇地検検事正、大阪地検・高検の次席検事、最高検の刑事部長などを歴任。 2018~2019年には大阪地検の検事正を務め、「関西検察のエース」として知られていました。2019年、定年を前に退官し、弁護士として活動していました。
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