中国南部や香港で流行中の「フカヒレ定食」が日本に上陸!(東京・銀座)
〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
「フカヒレ専門店 銀座七芳」(東京・銀座)
中国広東省にある深圳(シンセン)が発祥と言われる濃厚フカヒレスープとご飯、おかずがセットになった「フカヒレ定食」が中国南部や香港でブームになっています。10月29日にグランドオープンした「フカヒレ専門店 銀座七芳(なのか)」は、そんな「フカヒレスープ定食」を看板メニューに掲げる新店です。
手掛けるのは創作中華バル「銀座夜市」や北京ダック専門店「銀座芳亭」などを展開する株式会社FANG DREAM COMPANY。同社代表が深圳で食べた定食スタイルのフカヒレスープをぜひ日本でも広げたいと考え、広東料理歴20年以上の中国人シェフが深圳市で半年間修業を行い独自の「フカヒレスープ定食」を生み出しました。
定食のメインとなるフカヒレスープは、金華ハムや丸鶏、干し貝柱、豚骨などを8時間以上煮込んでうまみを凝縮。フカヒレを調理する際にこのスープで蒸すことで、臭みを消すだけでなく、フカヒレにスープの風味を移しています。フカヒレは姿煮ではなくほぐすことで、スープのうまみとともに白飯が進む定食として完成させているのが特徴です。
定食の値段はフカヒレのグレードによって異なり、5,000円は胸ビレを使用、7,000円は尾ビレ、背ビレ、手ビレを使用、9,000円は尾ビレのみを使用しておりすべてヨシキリザメです。お好みで金華ハムやパクチー、赤酢を加えて味変しても楽しめます。
セットの小鉢は10種類もあり、おかわり自由です。長芋のスペアリブ煮込みや、牛筋と大根の煮込み、貝柱冬瓜煮など手の込んだ本格的な中国料理が並びます。このほかソムリエが厳選したフカヒレに合う中国産の白ワインをはじめ、シャンパーニュや紹興酒などのアルコール類も豊富にそろいます。