空から急降下するトビBBQ客の食べ物“強襲” カラスは潮干狩り中にの砂浜で“荷物物色”
トビだけではない、カラスにも要注意!
公園やバーベキュー施設が、繰り返し、トビへの注意喚起を行っていますが、利用客らを困らせているのはトビだけではありません。 潮干狩りに多くの人が夢中になっている中、砂浜のレジャーシートの多くは無人に。すると… 取材スタッフ: あちらカラスが荷物をあさっているようですね。くちばしでカバンの中物食しています。 カラスが器用にくちばしを使い、カバンの中をあさると、おにぎりのようなものを食べ始めました。 取材スタッフ: おお、たくさん集まってきました。十羽以上でしょうか?たくさんカラスが集まってきましたね。すぐそばを人が通っているんですけれど、恐れるような様子は全くありません。 さらに、公園の管理スタッフの巡回中にも… 海の公園 管理スタッフ: あ!今あそこの。追っ払うか。 カラスが荷物を物色している場面に遭遇。すかさず追い払います。巡回を続けていると、カラスが集まるすぐそばにはお菓子の袋が。その袋を回収すると… お菓子をカラスに取られた女性: ポテチうちのなんです… 海の公園 管理スタッフ 遠藤聖和さん: 本当ですか?持ってちゃって大丈夫ですか? (袋の)上が空いてたりすると…、もうくるんじゃうか、あとはもうテントで隠しながらの方が。 お菓子をカラスに取られた女性: うちの周りにカラスいっぱいいるねって戻ってきたらもうやられちゃてて。 シートから離れている間に、むき出しの袋をカラスにあさられたといいます。 他にも人がいない隙を狙い、荷物などを物色するカラスの姿があちこちで見られました。 海の公園 管理スタッフ 遠藤聖和さん: 海の公園って公園には珍しくゴミ箱が設置してあるんですけど、そのゴミ箱のふたをカラスは開けちゃって、ゴミをあさったりしますね。テントがなくて、袋がむき出しのまま置いてあるっていうのは狙われやすいです。 対策について鳥の生態に詳しい、東京大学の樋口広芳名誉教授に伺いました。 東京大学 樋口広芳名誉教授: 食べ物を取られないようにするんだったら、料理する時の場所として大きな屋根がついているようなところを選んでください。。それから食べる時も、開けた空間ではないようなところを選ぶこと。 さらに、カラスが荷物をあさる対処法として無防備に荷物を放置しないことを前提としたうえで。 東京大学 樋口広芳名誉教授: 食器とかガスバーナーとか、いろんなものを入れる大きなプラスチックの箱あるじゃないですか。ああいうものの中にちゃんと閉まっておくということをすれば大丈夫ですね。 屋外で、BBQをするときなど、トビやカラスに襲われてケガをしないように注意が必要です。 (『めざまし8』 2024年5月27日放送より)
めざまし8