子どもの「クリスマスプレゼント」…時代で変化 「スマホ・タブレット」が初のランクイン【#みんなのギモン】
■世代で違う“ほしい商品を見つけるきっかけ”
時代とともに変化したものがほかにもあります。2つめのポイント「選ぶきっかけ 世代で違い」を見ていきます。 「ほしいと思った商品の存在を知ったきっかけ」についての調査もあります。3位が「(商品公式サイトなどの)ウェブサイト(18.8%)」、2位が「店頭(22.0%)」、1位は何かというと「YouTubeなどの動画サイト(25.8%)」で、2016年と比較すると約3倍に増えていました。
では、30代以上の親世代、祖父母世代が子どもの時どうだったかも見ていきます。2021年の調査で比較したものがありました。この年も子ども世代の1位は「YouTube」でしたが、親世代になると1位は「テレビCM」、祖父母の世代になると1位が「学校の友達」、2位が「父母のすすめ」でした。
このアンケートの対象となった人たちからは、こんな声がありました。子ども世代からは「昔はプレゼントが文房具とかだったと聞いて驚いた」「お母さんもおばあちゃんも子どもの時があってびっくりした」。祖父母世代からは、「クリスマスは洋風な出来事だと思っていた」「今の子どもはたくさんおもちゃがあっていいな」というコメントが寄せられていました。
■プレゼントの予算は? 物価高で減額した人も
続いて、今度はあげる側の視点から見ていきます。 クリスマスプレゼントの予算について、今年最も多かったのが「5000円~6000円未満」で、4割以上の人が答えていました。ちなみに「2万円以上」と答えた人も4.8%いました。 中には減額したという人もいて、理由として約3割の人が「物価高でほかの出費が増えたから」と答えていました。
では、お財布と相談しながらプレゼントを選ぶ時、どんなことに魅力を感じるかも見ていきます。5位「年齢相応の価格帯(18.8%)」、4位「長く遊べそう(19.7%)」、3位「知育・教育によさそう(20.0%)」、2位「1人でも楽しめそう(25.3%)」などは想定内ですが、1位は「子どもの好きや希望を重視する(32.8%)」でした。やはり、子どもの気持ちを大事にしたいという親が多かったようです。 ◇ クリスマスプレゼントやその選び方にもそれぞれの時代や世相が反映されていておもしろいです。今年のクリスマス、ご家族やお友達とプレゼントをめぐる昔話で盛り上がるのも楽しいかもしれません。 (2023年12月12日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
●あなたの身の回りの怒りやギモンをお寄せください。 お寄せいただいた情報をもとに日本テレビ報道局が調査・取材します。 #みんなのギモン https://www.ntv.co.jp/provideinformation/houdou.html