【NFL】チャージャーズ戦での4インターセプトは「つらい」とファルコンズQBカズンズ
クオーターバック(QB)カーク・カズンズはアトランタ・ファルコンズを強豪チームに押し上げるのに大きく貢献してきたが、現在は直近の3試合で喫した連敗の責任を自ら引き受けている。カズンズ率いるファルコンズは連敗を止め、7勝5敗に持ち直すチャンスと共にバイウイーク明けの試合に臨んだが、ホームでロサンゼルス・チャージャーズに17対13で敗北。カズンズが4回のインターセプトを喫したことで行き詰まり、相手に4回の得点を許して試合に敗れた結果、勝率は.500となっている。
『ESPN』によると、カズンズは試合後に「自分自身を見つめて、“もっと良いプレーをしないと”って言い聞かせている。つらいよ。ディフェンスが勝てるようなプレーをして、スペシャルチームがビッグプレーを決めて、ランゲームも堅実な仕事をしてくれたと感じるとき、俺はもっと良いプレーをしなきゃいけない」と語ったという。
クオーターバックであり、チームのリーダーでもある存在が敗北の責任を自ら負うのは慣例となっているが、他にもミスがあった――例えば、キッカー(K)ヤンオエ・クーが35ヤードのフィールドゴールに失敗した――一方で、ファルコンズがほぼすべての面で完璧なパフォーマンスを披露していたことを踏まえると、カズンズが責任を一手に引き受けるのはやや過剰とも言える。
シーズン序盤に素晴らしいプレーを見せていたカズンズだが、今回は接戦の末に17対13で敗れた。
試合に臨むにあたり、サック数でリーグ内最下位につけていたファルコンズ守備陣は、チャージャーズのQBジャスティン・ハーバートに5回のサックを決めた上に、ランニングバック(RB)J.K.ドビンズを欠いていたチャージャーズ攻撃陣を封じ込めてトータルで187ヤードしか許さなかった。一方、ファルコンズのRBビジャン・ロビンソンは100ランヤード超えを達成し、キャリー26回で102ヤード、タッチダウン1回をマーク。カズンズ率いるオフェンスはトータルで350ヤードを稼ぎ、ファーストダウン獲得はチャージャーズの10回に対して24回を記録した。