「石川に勇気を」被災地からの春高バレー出場・日本航空石川 チームメイトは「第2の家族」…練習場所求め各地を転々
故郷を勇気づけるために
過酷な環境を乗り越えて掴んだ初の春高バレー、彼女たちはどんな思いで挑むのか…。 小林: 「バレーができることは当たり前ではない。自分たちのプレーを見せられるということは本当に素晴らしいことだと思う。 石川の被災された方々に向けて勇気づけられたらいいなと思っていて、その方々全員に感謝の気持ちの恩返しができたらいいなと思います」 遠く離れていても、彼女たちのこの思いは、届きつつある。 ある生徒の保護者は「子供たちの学校は輪島なので、今の輪島市の方、能登に暮らしている方にとって、少しでも希望が持てれば」と語り、学校の先生も「バレー部諸君、1・2年生の力で頂点目指して頑張れ」と応援する。 能登半島地震から1年。様々な困難に立ち向かった彼女たちは、何よりも強い絆を手に入れた。 そして挑む、初の全国大会。 「石川に勇気を」。かけがえのない“第2の家族”と共に、夢舞台に臨む。 日本航空石川は1月5日(月)の1回戦で三重代表の津商と対戦する。
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