北九州市 “窃盗・セクハラ”などで職員・教師合計5人の懲戒処分を発表
北九州市は27日、窃盗やセクハラをしたなどとして、24歳から63歳までの教師と市職員、合計5人の懲戒処分を発表しました。 北九州市によりますと、市立穴生小学校の男性教師(24)は6月下旬から9月8日までに、リユースショップで少なくとも14点の衣服を盗んだということです。 試着したまま退店して盗む手口で、被害額は少なくとも2万7千円相当に上ります。 男性教師は、盗品の一部を系列店で売りましたが、タグが付いたままになっていたことから、従業員が気づき警察に通報し発覚しました。 市の聞き取りに対し、「試着したまま、店を出てしまったのが最初のきっかけ。ラッキーだと思って繰り返した」などと話しているということです。 男性教師は27日付で免職処分となりました。 このほか、総務市民局の会計年度任用職員の男性(63)は、小売店で芳香剤を盗んだとして停職1カ月、小倉南区役所の主任級職員の女性(61)は、小売店で総菜を盗んだとして停職3カ月の処分を27日付で受けました。 いずれも行為を認めていて、女性職員は2014年にも同様の行為で文書訓告を受けていたことなどから、男性職員よりも処分が重くなったということです。 また、市立学校の非常勤講師の男性(62)は、女子生徒に抱きつくなどのセクハラ行為をしたとして、16日付で減給6カ月の処分を受けました。 「距離感を間違ってしまった。恋愛感情を抱いたり性的な対象と見たことはない」などと話しているということです。 さらに、市立特別支援学校の女性教師(47)は、児童4人の個人情報が保存された私物のUSBを紛失したとして、27日付で減給1カ月の処分を受けました。 現在までに、データの流失は確認されていないということです。
九州朝日放送