【全日本大学駅伝】青学大・黒田朝日、4区区間新「うれしく思う」2位との差を42秒も拡大
<全日本大学駅伝>◇3日◇熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間106・8キロ) 【動くグラフ】全日本大学駅伝の順位変動 青学大・黒田朝日(3年)が4区(11・8キロ)で区間新記録を樹立した。33分03秒をマークし、20年の東海大・石原翔太郎による従来の記録(33分16秒)を更新した。 「区間賞を取れたことをうれしく思います。この区間は登り、下りが多い。自分の得意の登りで力を出せるように意識して走りました。残り2冠、絶対に取りましょう! 頑張りましょう!」 2位の創価大と34秒差でタスキを受けると、単独走で快調にペースを刻んだ。2位との差を1分16秒へと拡大し、5区の田中悠登(4年)へつないだ。 青学大は6年ぶり3度目の優勝を狙う。原晋監督は前半区間で差を広げる戦略を立てており、狙い通りのレース運びを見せている。