初出場の石橋は完封負けで散る 創立100周年の夏初出場で甲子園2勝目はならず
「全国高校野球選手権・3回戦、青森山田5-0石橋」(16日、甲子園球場) 初出場の石橋(栃木)が零敗でベスト8進出はならなかった。 【写真】ぬぐうのは汗と涙 3回戦で敗退し肩を落とす石橋ナイン 先発の背番号1、柳田瑛太(3年)は初回に先制2ランを被弾。二回も先頭に四球を与えると、初戦の2回戦・聖和学園戦で完封した入江祥太(3年)に交代した。 無死一、二塁で投前バントを処理した入江は三塁送球で封殺したが、併殺を狙った三塁手の一塁送球が悪送球となる痛いミスが出て1死二、三塁に。次打者の二ゴロの間に3点目を失った。 打線は五回までは青森山田(青森)を上回る7安打を放ったが本塁が遠かった。 石橋は創立100周年で進学率100%という県立進学校。昨春に21世紀枠でセンバツに初出場し、創部89年目の今年は夏初出場を果たし、初戦の2回戦で聖和学園(宮城)を破り甲子園で初勝利を挙げた。