約5000年の歴史をもつ伝統療法「アーユルヴェーダ」 本場・スリランカで体験した結果、身体に現れた劇的変化とは
みなさん、こんにちは。ヘア&メイクの藤原リカです。 今回は世界のオーガニック事情をお伝えしたいと思います。実は今年の3月に本場の「アーユルヴェーダ」を体験するために、1ヵ月間スリランカに滞在していました。 持ち運びしやすいのに高機能! 旅行好き美容のプロが絶対に持って行く「旅コスメ」5選 アーユルヴェーダは約5000年前にインドで発祥した、WHO(世界保健機構)が認める伝統医療。日本ではエステなどのオイルトリートメントのイメージが強いですが、本来アーユルヴェーダは医療のうちの一つです。 健康と病気の予防•治療において、身体、心、精神、環境のバランスを重視し、治療は全体的な健康とバランス、そして単なる身体的な健康ではなく心身ともに幸福感に満たされることを重視されています。 ドクターに診てもらいながら、病気の治療だけでなく予防や健康維持、食事を含む生活改善の指導や精神鍛錬、ヨガやトリートメントを受けます。
「緑の島」と呼ばれるスリランカは、アーユルヴェーダ発祥の地・インドにも多くのフレッシュハーブを輸出しているほど。ナチュラルでオーガニックなハーブが採れる素晴らしい環境です。
こちらのアーユルヴェーダは、ドクターの診断と施術に基づき、食事や薬草ベースの薬を取り入れていく療法です。 簡単に内容を説明すると、まず朝は5時半に起床し、6時から日の出とともにヨガをします。
治療は薬草の蒸気吸入→鍼治療→顔とボディのオイルマッサージ→全身オイルパック→ハーバルバス(薬草入浴)の順で行われていきます。
これを3時間かけて毎日行い、使用する薬草ベースのオイルはその都度ドクターが選んでくれます。
また、午後からはその時々の体調によって、頭や肩、フットなどのマッサージをこちらもドクターの指示で毎日行います。その内容は人によっても日によっても違い、その時に使用するオイルも異なります。 食事は自分の体質に合ったハーブティーとフレッシュなフルーツジュース、サラダなど植物由来のもの。レストランには常にドクターがいて、「あなたはこれは食べてはよくない」など指導してくれます。 私の場合はゴツコラスープや、ナスの葉っぱのスープ、にんじんサラダやハイビスカスウォーター、コリアンダーティーなどを勧められそれらを食事の際にだ出していただきました。また、その日に施術する内容によっては普段食べても大丈夫なスイカやココナッツなどもNGになったりと、毎日ドクターの指示のもと食事も徹底的に管理されています。