廃校を活用して新たな地方定住モデルの創出へ~マイナビ不動産が地域住民の独立を後押し
独立支援の場となった『仲間と泊まる学校ちょうなん西小』とは
株式会社マイナビ不動産は、『地域創生×独立支援』の取り組みとして、千葉県・長南町の廃校を活用した団体宿泊施設『仲間と泊まる学校 ちょうなん西小』に併設している ”ちょうなん西小カフェ” の経営を地域の夫婦へ委任すると発表した。 マイナビ不動産は、これまでも廃校や古民家などを活用した様々な地域創生の取組みを行ってきたが、今回の取組みは「地方暮らしをしたいけど “仕事” がない!」という移住・定住希望者の悩みを解決するための取組みだ。 第一弾としてマイナビ不動産が運営している “ちょうなん西小カフェ” の経営を地域住民に渡し、長くその地域で活躍し続けられる人財を地域に創出することを目的としているという。 『仲間と泊まる学校 ちょうなん西小』は房総半島のど真ん中。千葉県長南町にある2017年3月に閉校になった小学校をマイナビ不動産が団体を対象にした宿泊施設として運営する施設。広々とした校舎をまるまる貸し切ることができるのが特徴で、スポーツ合宿やサークル合宿、企業研修だけでなく、映像撮影やイベント利用など様々な目的で自由にお客様が利用できる施設だ。 カフェや図書室・キッズルームは、宿泊者だけでなく地域住民の憩いの場としても開放し、年間延べ1万人を超える方が利用している。また、地域交流の取組みとして、宿泊客と地域住民が一緒に踊れる盆踊り大会や、竹林問題に取り組むNPO法人との連携によるワークショップの開催など様々な取り組みを通じて交流人口の増加に取り組んできた。 さらに地域の防災・防犯拠点としての役割も担い、災害時に宿泊部屋やお風呂の開放、防犯拠点としては民間警備会社の巡回拠点を置き、地域住民の安心安全な暮らしを支えている。
“ちょうなん西小カフェ” とは
夫婦がこれから運営する “ちょうなん西小カフェ” は、これまでマイナビ不動産が経営してきたが、地域のご夫婦に委任、今後は宿泊客だけでなく一般の方も気軽に利用できる空間として地域の方の憩いの場として運営する。カフェのメニューの目玉は 長南町特産のレンコンを使用した「ちょうなんプレート」。 千葉丼コンテスト学校給食部門で最優秀賞町を受賞した「長南丼」のレシピを活用した大人気メニューだ。カフェの厨房では宿泊者向けの給食スタイルの食事の提供も行う。