クリスタルパレス鎌田大地、アウェー戦はリーグ全試合先発 正確CKから追い付きドロー
<プレミアリーグ:ウルバーハンプトン2-2クリスタルパレス>◇第10節◇2日◇モリニュー・スタジアム クリスタルパレスのMF鎌田大地(28)はアウェーのウルバーハンプトン戦でフル出場した。チームは2-2で引き分けた。 鎌田はリーグ戦2試合ぶりの先発で、開幕から10試合連続出場。ホームでの先発は9月21日のマンチェスター・ユナイテッド戦のみだが、アウェー戦に限れば5試合連続でスタメンに名を連ねた。 この日は中盤の底でプレー。前半6分にペナルティーエリア手前まで攻め上がって右足で強烈なシュート。同38分には相手の突破をスライディングタックルで防ぐなど体を張った守備も光った。前半は0-0で折り返した。 チームは後半の立ち上がりにGKヘンダーソンの好守で失点を防ぐと、15分にセットプレーの流れからDFチャロバーが右足で蹴り込んで先制に成功した。 だが、後半22分にロングボールで一気に攻め込まれて同点に追い付かれると、その5分後には逆転を許す。鎌田が高い位置からボールを奪いに出るがかわされて相手は一気にスピードアップ。最後はMFジョアン・ゴメスに決められた。 リードを許したクリスタルパレスだったが、後半32分に鎌田の左CKを味方が頭でつなぎ、遠いサイドでフリーになったDFグエイが押し込んで同点。そのまま2-2で引き分け、リーグ戦2連勝はならなかった。