高校生プロボクサーがデビューへ
愛知県蒲郡市の荒島さん
愛知県蒲郡市在住で、名古屋たちばな高校3年の荒島梨球さんは、7月に名古屋市の中日ボクシングジムであったプロボクサーテストに合格した。蒲郡市在住の高校生がプロになるのは初めて。9月15日に刈谷市の「あいおいホール」で開かれるスーパーバンタム級の試合でデビューする。【林大二朗】 荒島さんは格闘技の好きな友人の影響でボクシングに興味を持ち、高校1年の時に蒲郡市緑町の三河ボクシングジムに通い始めた。毎週2時間にわたりスパーリングやフックなどのパンチ技の修得、筋力トレーニングに取り組んでいる。
目指すは1ラウンドKO
ジムの城野隆暢会長は「真面目で根性があって言われたことを黙々とこなせる。パンチ力がある」と話した。 テストでは筆記とスパーリングに臨み、合格してC級ライセンスを取得した。デビュー戦では蟹江市の選手と対戦する。ジムの階段での走り込みや基礎的な練習などをし、体力づくりに励んでいる。 23日、市役所を訪れ、鈴木寿明市長にプロになったこと、試合に向けた決意を報告した。荒島さんは「1ラウンド15秒KOを目指します」と意気込みを述べた。
東愛知新聞社