中学受験でケアレスミス連発の娘が「1点への執着」を身につけた!ワーママが仕掛けた「ある策略」とは
小学5年生の娘は、1年後の中学受験に向けて通塾中。公文やそろばんなどの準備もなく、中学受験に丸腰で参戦していますが、とはいえ授業も宿題も前向きに取り組んでいて、なんとかついていってる様子です。 【漫画で読む】中学受験本番! 戦いに行く君と、 パパ、ママに伝えたいこと 彼女の1番の問題は「ケアレスミス」でした。単位を間違う、Aを問われているのにBを答える、漢字指定ではないのにあえて漢字で書いて、漢字を間違えて失点する… 家で解き直しをすると「できたのに…」と思うことが多々ありました。 1年以上、親である私が何度何を言っても効果がなかったのですが、私のある行動で娘の意識が大きく変わったので、そのエピソードを紹介したいと思います。
通塾している塾では、年に3、4回のペースで保護者会があります。「これから新学年になりますが、こんなことに気をつけてね」「夏期講習が始まりますが、毎日やることはこれですよ」「今年の入試の傾向は…」とさまざまな情報を得られる場です。 小5の春ごろの保護者会でこんなお話を聞きました。 「上位クラスの子たちは、1点を失いたくないという気迫が違う」 先生曰く、授業への理解度は上位クラスも下位クラスもかなり差があるかというと、意外とそうでもない。ただ、テストになると1点にどこまでこだわれるかが全く違うと。 「上位クラスの子は、精神的にも大人ということなのかしら…うちの子はどうしたらいいんだろう…」保護者会後に「我が子はどうしたら…」と相談をしに先生の元に向かいました。
塾の先生からの「やる気が出る魔法のコトバ」
えり先生(以下、えり) 「娘のテストを受ける態度や授業態度はどうですか?先生が先ほどおっしゃっていたように1点にを取りこぼしたくない!という気持ちは彼女から感じられますか?」 塾の先生 「授業態度は本当に素晴らしいです。好奇心の塊で、目をキラキラさせながら授業を聞いてくれていますよ!理解力も高く、授業内での発言も非常に活発です」 えり 「そうなんですね!たしかに、本人も塾の授業が楽しいようで、帰宅後もいろいろと思い出しては学んだことを教えてくれます」 塾の先生 「そうなんですね。確認テストの点数もいつも良いですよね。逆に、なんで今の位置に甘んじてしまっているのか、不思議なんですよね」 えり 「なるほど。ではやはり先ほどのお話の通り、理解はしているのに、1点への執着心みたいなものが足りていないということですね。もし可能でしたら、次回の授業の後に、先生から娘にそのお話をしていただくことはできませんか?私から言うよりも、いつも娘を見てくださっていて、娘も信頼をおいている先生からお伝えいただいた方がきっと娘も聞くと思うんです」 このように、先生から娘へ直接「褒め&指摘」をセットでお伝えいただけるようにダメもとでお願いしました。