アデル、プライド月間を罵ったファンに厳重注意 「バカじゃないの?」
6月はプライド月間。LGBTQsの権利に関する意識を高めるためのキャンペーンが数多く行われる。アデルがいち早くLGBTQsをサポートするシーンを披露した。 【写真】アデルほか、歴代ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットでセレブたちが披露したご自慢タトゥー21選
とはいってもそれはあるハプニングがらみ。現地時間6月1日(土)にラスベガスで行われた定期公演で、ある観客が「プライドなんて最悪だ」とステージに向かって大声をあげた。するとアデルは即座に反論。「私のショーに来て『プライドなんて最悪』って言ったの?」と問いかけると「バカじゃないの? そんなにバカなことを言うものじゃない」と注意した。さらに「何も言うことがないなら、黙っていなさい。いいね?」と念を押した。ファンの間からは歓声が上がった。
アデルは以前からLGBTQsコミュニティとの連帯を強調してきた。2016年にフロリダ州のゲイクラブで銃乱射事件が起きた直後、ベルギーでステージに立ったアデルは「このショーを事件の犠牲者に捧げる」と事件に言及。「LGBTQコミュニティのみんなは私が幼い頃からのソウルメイトのよう。だから事件は本当にショックだ」と語った。 これから1か月、世界各地でプライド関連のイベントやパレードが開催される。アデルをはじめセレブたちがどんなメッセージを発信していくのか、注目したい。