【シンガポール】オフィスナビ、オフィス仲介事業を開始
オフィスコンサルティング事業を手がけるオフィスナビ(東京都千代田区)は8日、シンガポールでオフィス仲介事業を開始したと発表した。同国で不動産仲介事業を行える数少ない日系企業として、さまざまな企業のオフィス探しを支援する。 シンガポールの完全子会社オフィスナビ・シンガポールを通じ、9月に現地の不動産免許を取得。従来のシェアオフィス紹介事業だけでなく、一般賃貸オフィス仲介事業も行えるようになった。賃貸オフィス情報サイト「オフィスナビ・シンガポール」の物件掲載数を拡充し、顧客企業がシンガポールで物件を探す選択肢を増やす。 オフィスナビは日本国内で理想的なオフィス作りを提案するオフィスコンサルティングサービスを展開し、累計契約件数は1万6,000件超となっている。今年1月にシンガポールで海外初の現地法人を設立。情報サイトの運用も開始し、シェアオフィスの紹介事業を展開していた。 オフィスナビ・シンガポールの社員は3人。不動産免許の取得に合わせ、日本語、英語、中国語で対応可能な社員をオフィスに常駐させている。 今後、日本とシンガポールでの実績を活用し、運用する情報サイトの多言語対応やグローバル人材の採用を進める。アジアをはじめとする世界中の企業のオフィスの開設・移転を支援したい考えだ。