【日本ダービー・直前馬場情報】現地記者が「Vポジション」を分析 重要なのは〝横〟よりも〝縦〟
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] いよいよ目前に迫った第91回日本ダービー。7906頭の頂点を巡る戦いはどんな結末を迎えるのか? 関西本紙・松浪大樹記者は競馬の祭典を生観戦するために関西から遠征。〝ダービーが一番好き〟と公言する松浪記者は並々ならぬ熱い思いがあろうが、東京競馬場の熱気の中、クールに馬場状態を解説してもらった。 「馬場状態は良好だけど、極端に内有利というわけではない。東京競馬場らしく力がある馬ならどこを通っても(上位に)来れる馬場状態」とまずはフラットを強調し、「今日の6Rはスローで逃げた人気薄の馬が残った。そもそもCコースで後ろからは差しにくいのもあるし、ダービーもメイショウタバルの取消でスローで流れる前提とすれば〝横〟よりも〝縦〟の位置取りが重要じゃないかな」と道中のポジショニングをカギに挙げた。 「スローの切れ勝負なら普通はジャスティンミラノでしょ。レガレイラは内をさばくのは難しいだろうし、外を回して32秒台の脚で伸びてこれるのか?」と2強を分析。続けて「ダノンエアズロックやシュガークンは絶好の位置取りで運べそうだけど、力が足りれば、の条件付き。今日の馬場ならやっぱりシンエンペラーは外せないんじゃいかな」と自身の本命馬により自信を深めたようだ。
東スポ競馬編集部