奈良岡功大選手の壮行式、出身地の青森市で パリ五輪バド男子代表、エールに決意新た
パリ五輪バドミントン男子シングルス日本代表の奈良岡功大選手(22)=NTT東日本=の壮行式が28日、出身地の青森市浪岡で行われた。地元の児童、生徒たちのエールに対し、奈良岡選手は「自分のプレーができれば結果はついてくる」と話し、大舞台に向けて決意を新たにしていた。 浪岡体育館で開かれた壮行式には浪岡地区にある小学校と同市立浪岡中学校、県立浪岡高校の児童、生徒ら約500人が参加。同中生徒会長の斉藤航平さん(3年)と同高生徒会長の中村理想(のぞむ)さん(同)がそれぞれ応援メッセージを送った。これに対し、奈良岡選手は「青森県に元気と勇気を届けられるよう頑張ります」と述べ、健闘を誓った。 父親でコーチでもある浩さん(54)によると、奈良岡選手はカナダオープンに向けて来月1日に日本を出発し、9日に帰国。11日から東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿に入り、20日にパリに出発する予定。