侍投手リレー、7人でチェコ打線零封&17奪三振 先発・早川、奥行き活用2回5Kで勢いつけた
◇侍ジャパン強化試合 日本9―0チェコ(2024年11月10日 バンテリンD) 侍ジャパン自慢の投手陣がさすがの奪三振ショーを見せた。先発の楽天・早川が2回を投げ、3者連続を含む5三振を奪い無失点。「やりたいことはできた」とチェンジアップ、フォークなどを駆使してバットを振らせ1安打に抑えた。 経験が生きた。昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で国際舞台を経験。横の変化にはついてくるが、奥行きを使った縦の変化は空振りしやすいという外国人打者の特徴を体感した。 この日は「スライダーが縦の変化のままで修正しきれなかったが、逆にそのまま縦のスライダーとして使った」と逆転の発想で使用。対応力もさすがだった。 2番手の巨人・戸郷も2回で3三振を奪うなど、7投手で計17奪三振、5安打での完封リレー。大会前最後の強化試合を最高の状態で締めくくった。