バットマンが乗っていたタンブラーを忠実に再現

　「ダークナイト（バットマン）」シリーズに登場する乗り物・タンブラーを再現したカスタムカーが発売決定。まさかのワーナー・ブラザース公認のライセンス商品であることから大きな注目が寄せられています。 【画像】4億6000万円のタンブラー

まるで映画から飛び出してきたような再現度

　アメコミの金字塔「バットマン」シリーズを元に制作された映画「ダークナイト」三部作で、バットマンの愛車（バットモービル）の1つとして登場したタンブラーは、犯罪に立ち向かうバットマンのために、さまざまな武装と強靭な車体、どんな場所も走破できる性能を持つ、同シリーズを象徴する乗り物です。

ワーナー・ブラザース公認のカスタムカー

　販売されるタンブラーは、太くて立派なフロントタイヤ、2×2仕様の特徴的なリアタイヤ、まるで装甲車のような外装まで、映画に登場した姿を忠実に再現しています。素材にはボートや飛行機などの部品も使われているようです。 　パワートレインには、約532馬力を出力する6.2リッターLS3エンジンを搭載。パドルシフト付き4L85Eトランスミッションを採用しています。重厚な外観から想像できる通り、車体重量は5511ポンド（約2500キロ）と超重量級になるそうです。 　これまで個人のクリエイターがタンブラーを再現したカスタムカーを生み出してきましたが、このタンブラーはワーナー・ブラザース公認。正式なライセンス商品というのも驚きがありますね。

価格は299万ドル（約4億6000万円）の超高級車

　現時点で車内（インテリア）の画像は非公開ですが、10インチのスクリーンやGPSなどを搭載するそうで、シートなどはトリムが入ったオシャレなデザインになっているようです。 　気になる販売価格ですが、メーカー公式サイトの発表によると1台299万ドル（約4億6000万円）。生産数はわずか10台を予定しています。