佳子さま30歳に 愛子さまのフォローと悠仁さまへのバトンタッチでよぎる「結婚」
姉の小室眞子さんは、30歳の誕生日の3日後に婚姻届を出しているので、「結婚という二文字がよぎってもおかしくはない」とつげさんは指摘する。 しかし、2025年には佳子さまの「集大成」ともいうべき行事が控えているという。 ■佳子さまの最後のお務め? 「25年11月に聴覚に障害を持つ人たちのための国際スポーツ競技大会『デフリンピック』が、日本で初めて開催されます。パラリンピックとの違いがわからない人もいて、4年に1回行われていますが認知度がまだまだ低いです。長年に渡って聴覚障害の方たちに尽くされてきた佳子さまにとって、その集大成とも言える大きなイベント。佳子さまには、大いに聴覚障害者スポーツへの関心や認知度アップのため、世論の盛り上がりをけん引していってほしいと思います」 デフリンピックは、11月15~26日に開催される予定だ。それが終わってから、「ご婚約内定」といったシナリオを、つげさんは描く。 「成年皇族としての大きな最後のお仕事となるのか、それともひとつの大きな通過点として、このあとも皇族としての責務を全うされていくのか。大いに注目したいと思います」 30歳になった佳子さまにとって、来年はさまざまな意味で節目の年になるのかもしれない。 (AERA dot.編集部・太田裕子) ◎つげのり子/放送作家。ノンフィクション作家。西武文理大学非常勤講師。日本メディア学会会員。2001年の愛子さまご誕生以来皇室番組に携わり、テレビ東京・BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。日本放送作家協会、日本脚本家連盟会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)がある。担当する番組「新春皇室の窓スペシャル」(テレビ東京)が2025年1月1日(月)午前5時~に放送される。
太田裕子