日本ツアー今季7勝の竹田麗央（写真：Getty Images）

　日米女子ツアー共催のTOTOジャパンクラシックは31日、滋賀県の瀬田ゴルフコース 北コース（6,616ヤード・パー72）で開幕。賞金総額200万ドル（約3億700万円）、優勝賞金30万ドル（約4,600万円）で行われる。 　日本ツアーからはポイントランクトップを走る竹田麗央はもちろん、前週の樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントを制した岩井千怜、山下美夢有、岩井明愛、小祝さくら、桑木志帆、河本結、佐久間朱莉、川﨑春花、高橋彩華、鈴木愛、藤田さいき、天本ハルカ、尾関彩美悠、安田祐香、大里桃子、原英莉花、阿部未悠ら35人が出場する。 　なかでも注目は初の年間女王に突き進む竹田だろう。プロ3年目の今季は28試合で7勝を含むトップ10入り20回を記録。2週前のNOBUTA GROUP マスターズGC レディースで約5か月ぶりとなる“まさか”の予選落ちを喫したものの、前週の三菱電機レディスでは5位タイに入っており、今週も上位戦線に加わってくる可能性は高そうだ。 　TOTOジャパンクラシックは日本で唯一開催される米女子ツアーの公式戦。竹田、2年連続年間女王の山下、今季それぞれ3勝を挙げている岩井姉妹、先日の2次予選会を突破した原は12月に行われる最終予選会に挑戦するが、ここで勝てば昨年の稲見萌寧と同様に一足先に来季の出場権を掴むことができるだけに、今大会にかける思いは並々ならぬものがあるだろう。 　米ツアーからは日本の古江彩佳、西郷真央、笹生優花、渋野日向子、西村優菜、勝みなみほか、ユ・ヘラン（韓）、コ・ジヨン（韓）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）、ジェニファー・カプチョ（米）、アリセン・コープス（米）、ミンジー・リー（豪）、キム・ヒョージュ（韓）など43人が参戦する。