深刻な医師不足に対応 鳥取県東部の病院と鳥取大学医学部が協定 医師派遣や育成へ連携
山陰中央テレビ
鳥取県東部の5つの病院と鳥取大学医学部が協定を結びました。深刻な医師不足のなか、医師の派遣や育成に連携して取り組み、人材確保につなげます。 鳥取県庁で行われた協定の締結式では、県立中央病院を運営する鳥取県の平井知事や米子市の鳥大附属病院の武中病院長などが協定書に署名しました。 鳥取県東部の病院では深刻な医師不足が続いていますが、県西部の鳥大附属病院から遠く離れていて医師の派遣を受けるのが難しく、病院ごとの医師確保の取り組みも限界を迎えていることから、圏域内の病院が医師を融通しあう仕組みを求める声が上がり、この連携協定が結ばれました。 鳥取県・平井知事: 前は普通にそれぞれ病院で確保できていたのが出来なくなり始めている全国に通ずる問題になってきました。課題解決の先進地域にしていきたい。 今後協定に基づいて、医師の相互派遣や特定の専門に偏らない総合診療医の育成、確保に向けた仕組みづくりなどを検討することにしています。
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