「お客さんを損させたことはあり得ない」...《ミスチル所属事務所・4億円裏金疑惑》直撃取材で明かされた猛反論と「メンバーへの謝罪の言葉」
100分にも及んだ反論
6日、週刊文春によって報じられた国民的ロックバンドMr.Childrenの所属事務所による4億円にも及ぶ裏金疑惑。記事によるとミスチルの所属事務所である「エンジン」とその関連会社である「クラッチ」がミスチルのコンサートでの製作費を水増し請求し、約4億円もの裏金作りを行っていたという。 【写真】いったい何が…「キムタク」に起きた、まさかの異変「最近、様子がおかしい」 さらに同誌では18年に行われたミスチルのアリーナツアー「重力と呼吸」のチケットが前年のツアーに比べ540円増額していたことにも触れ、これらのカネも裏金作りに繋がっていたと指摘している。 今年4月、現代ビジネスもエンジンによる裏金作りの実態を取材。エンジンの社長を務める谷口和弘氏(47)に疑惑について尋ねていた。合計100分にも及んだ取材では代理人による猛反論、さらに谷口氏がミスチルメンバーに伝えた懺悔の言葉が明かされた。 前編記事『ミスチル所属事務所「4億円裏ガネ疑惑」…「ミスチルのメンバーには謝罪してお許しも受けています」直撃取材で事務所が語っていた《告白と懺悔》』につづき、所属事務所が語った裏金疑惑の全容をお伝えする。 当時の取材で代理人は谷口氏らが作ったプール金についてこう認めていた。 「確かに谷口氏と松尾貴志氏が 3億ほどののプール金を持っていました。彼らいわく、別の事業を行う際に元手がかかる。税金がかかるぐらいならば、それをプール金にして新しい事業にしようと考えていたと説明しています。でもプール金、いわば裏金を表に戻すにはどうしたらいいのか困っていました。そこで発案されたのが今回のプロルート事件です。(裏金は)元々作るべきではなかったお金ではあります。確かにそこは悪かった。悪くなかったとは言っていません」 ただ、裏金の捻出についてはあくまでもエンジンとクラッチ内での利益配分に過ぎないとも言葉を返した。
「経営判断の問題」
「単純に言えばエンジンからクラッチに流れたお金には十分な利益があった。エンジンからお願いしたクラッチへの業務委託料が適正な価格だったかどうかというのはどこまでいっても経営判断の問題です。 例えばエンジンが赤字でクラッチに莫大な利益をもたらしていたら、それはおかしいとなりますが、エンジンとクラッチは親子、兄弟のような関係の会社です。どちらにどれほどの利益を渡すのかはいかようにもなる。またクラッチにも対する業務委託の適正価格はなかなか決められない。全くクラッチが働いていなかったわけではありませんから、委託費が仮に5000円なのか、6000円なのか、7000円なのか。それは経営的な判断です」 一方でツアーのチケット代金に話題が移ると代理人は顔色を変えて猛反論に徹した。
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