「お客さんを損させたことはあり得ない」...《ミスチル所属事務所・4億円裏金疑惑》直撃取材で明かされた猛反論と「メンバーへの謝罪の言葉」
裏金作りのカラクリ
―プロルート事件に使われた原資がツアーのチケット代からも使われていた。言い換えればファンの方々のお金が犯罪に使われたとも言えます。 「そこはある意味でも間違っています。少なくとも価格の顧客転嫁をしてるわけではありません。7000円のものを9000円で売るというように本来のチケット代金から上乗せしたわけではありません。商売としてやっているわけですから、例えば7000円で売ったものの中に3000円の利益が生まれる。 (裏金作りは)この利益をエンジンとクラッチでどう分配するかという問題であって、ファンの方が7000円を支払うことには変わりはないわけです。仮に利益が3000円だとしてエンジンとクラッチで1000円、2000円の割合で分配してもいいですし、1500円、1500円で分けても問題はないわけです。 加えてクラッチは業務委託を受けて、サポートなど何らかの仕事はしているわけです。分配に関しても1500円の仕事だったのか、2000円の仕事だったのかという問題です。金額に関しては相当性の問題、極めて評価的な問題にしかなりません。 そこから裏金を作っていたわけですから、お客さんではなく、エンジンに残すべきだったお金がクラッチに流れていたという評価はあり得るとは思いますが、お客さんを損させたということはあり得ません。ファンの方たちから余分に取って裏金を作っていたわけではありません。裏金を作っても作らなくても7000円で売るものは7000円で売ります」 ―つまりは利益の中からいくらをプール金にするかは谷口氏、松尾氏がやっていることであって、チケットの購入費用を上乗せしたわけではない。 「そんなことはしていません。商売をやる以上は利益はのせます。とはいえ裏金の3億円はエンジンに残っておくべきお金だったとも言えなくはありません。そういう可能性がある以上、メンバーにお話をした上で納得して頂く。そこはお互い当事者同士納得しています」 そうして代理人は谷口氏がミスチルメンバーに伝えた謝罪の言葉をこう明かしたのだった。
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