オジサン、"にわかキャンパー"と揶揄されたとて、アウトドアウェアの取り入れが防災意識の高まりに一役買ってますよ!
ただ、平日スーツの中に着用しているシャツや肌着だって、リネンやコットン素材、冷感機能付きであれば電気が止まり冷房が使えなくなった際も効果的。
また、冬場ならストールやインナーダウン、発熱インナーなど既に身近にあるモノも、視点をちょっと広げるだけで災害に役立つものです。
もちろん、災害時のこと“だけ”を考えて洋服を選ぶのは本末転倒な気もしますが、自分のタイプなスタイルで機能や質を追及した結果、おのずと防災にも繋がっているのは とってもよい傾向。 キャンプ用品に関してもそう。トライ・アンド・エラーを繰り返し、各アイテムを順々にアップデートするあの過程は、どこかファッションに通ずるものがあります(フジロックに毎年参加するキャンパーはそんな印象)。
ある日、突然起こる災害。だからこそ“自分の身を守る”ためにも地震や台風で意識が高まっている今、買い込みをする前に改めて自身のクローゼットを見返し、日常だけでなく防災にも使えるファッションアイテムかどうかチェックして、緊急災害時におけるスタメンを事前に組んでみるのも一興ではないでしょうか?
今回の気付きによって長らくタンスで眠っていたストックが、一軍昇格するなんてこともザラにありそう。そう、あなた自身が選手であり、家族内の監督でもあることを忘れないでください。 Text:FORZA STYLE