チーム最多20得点を挙げたメイヨ［写真］＝B.LEAGUE

　5月4日、B1西地区の広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスをホームに迎えた2023－24シーズン最終節第1戦を69－59で勝利し、2シーズン連続2度目のチャンピオンシップ進出を決めた。 　広島は自力でのCS進出決定がかかる一戦に、中村拓人、アイザイア・マーフィー、山崎稜、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨを先発起用。 　第1クォーターは9－14とロースコアの展開となったが、第2クォーターに逆転すると、船生、中村、メイヨの連続3ポイントで一気にリードを拡大。後半は琉球の反撃にあいながらも、要所でメイヨがスコアを伸ばし、前年王者を相手に堂々たるゲーム運び。最後は琉球の3ポイント攻勢をしのぎ、69－59で競り勝った。 　勝利した広島は、チーム最多20得点を挙げたメイヨ、14得点の中村、11得点8リバウンド6アシストをマークしたケリー・ブラックシアー・ジュニアの3名が2桁得点。ホームの大歓声を受けた広島は、チーム全体のリバウンド数で40－39と琉球を上回るなど、球際の強さが際立った。 　今シーズンの広島は、終盤戦にエースガードの寺嶋良が長期離脱するアクシデントに見舞われたものの、2年目（ルーキーシーズン）の中村拓人が台頭し、強豪との戦いが続いた土壇場で白星を量産。今シーズン1試合を残し、5連勝でCS進出切符を勝ち取った。