採光パネルから星空観賞も! ドーム型なのにトンネル型の広々居住空間をもつ新作2ルームシェルターの実力とは
全国的に遅れに遅れた今年の梅雨入り。アウトドアファンが待ちに待った東京アウトドアショー2024が、2024年6月28日~30日の3日間で開催されました。今年は例年と違い単独での開催となりました。国内外の自動車メーカーや販売店との独自コラボ企画から、有名アウトドアブランドや注目のガレージブランドなどが多数出展。テントブランドも幕張メッセ会場内に多くのテントの花を咲かせました。なかでもソトラバが注目したのはTOKYO CRAFTSの新作ドームテントです。 【写真】新作2ルームシェルターの機能性を見る(全7枚)
ドーム型テントとトンネル型テントをいいとこ取り
テントと聞くと、多くの人が想像するテントスタイルがドーム型テントかと思います。構造的には2本のフレームが交差するシンプルなものが多く、設営も比較的簡単でしかも軽量。コンパクトな収納という優れた携行性もあり、高い支持を得ています。ソロ仕様からファミリー仕様までサイズバリエーションが豊富なのも魅力です。 独創性の高いテントブランドで知られるTOKYO CRAFTSの新作ドームテントのTENBIシェルター(以下、テンビシェルター)は、従来にない構造とスペックで注目されています。先述のようにドーム型テントは2本のポールがクロスする骨組構造を採用するのが一般的ですが、テンビシェルターはトンネル型テントのように平行に配置した2本のポールに3本目のポールをクロスさせて設営します。 トンネル型テントの張りの広い室内空間の確保と、ドーム型テントの設営のしやすさをシンクロさせたシェルターは、TOKYO CRAFTSのスタッフによると「慣れれば10分程度で設営できますよ」というもの。その分、自然と触れ合える時間を確保できるので、よりアウトドアの魅力を感じることができるのは嬉しいですね。 しかもテントトップは210cmあり、身長180cm程度までの男性でもテント内でかがむことなく普通に立って移動できます。
天面の採光パネルから差す天日でくつろぎながら日光浴
テント名の由来とも言える「採光パネル」にも注目です。天面に2カ所配置されています。いずれもメッシュ窓はフルクローズドにもできます。陽射しの加減を適宜調節しながら、自然光を取り入れることができます。自宅の採光にこだわりを見せる女性キャンパーにも喜ばれるシステムではないでしょうか。 テンビシェルターは組み立てサイズは約330cm×440cmの4人仕様。テント高は先述のように210cm。別売のインナーテント(4人用)装着で、2ルームテントとしても利用できます。前面入り口は別売のポールで跳ね上げてキャノピーにすることも可能。2人使いならリビングスペースのあるゆったり使えるテント泊体験ができます。 グレーとカーキの2カラーバリエーションで、それぞれ5万4980円(税込)と4万9980円(税込)のプライスタグとなります。TOKYO CRAFTSの新型ドームテントのテンビシェルターは、テント泊慣れしたキャンパーの次の買い替えモデルの筆頭候補にふさわしいスペックではないでしょうか。
ソトラバ編集部