「任されたポジションでいいパフォーマンスを」レッドソックス・吉田正尚が2年目のキャンプイン 今季の起用法にも言及
レッドソックスの吉田正尚選手が日本時間20日、フロリダ州の施設でメジャー2年目のキャンプをスタートさせました。 【画像】吉田正尚選手 初のCM撮影に「自分の中では合格点」 バッティングケージ練習をメインにランニングなどを行いました。実戦形式の練習「ライブBP」にも参加予定でしたが、この日はバッターボックスに入ることはありませんでした。 練習終わりに取材に応じた吉田選手は「順調に来ていると思います」とコメント。2年目のキャンプについては「去年は本当に何も知らずに、キャンプもそうでしたし、流れというところもあまりつかめずにWBCもあって途中で離れましたけど、今年はしっかりこの2年目に集中していると思いますので、また違ったキャンプになるのかなと思います」と語りました。 メジャー1年目の昨シーズンは140試合に出場し15本塁打72打点をマーク、打率はリーグ5位の.289でした。 レッドソックスのコーラ監督は今シーズンの吉田選手の起用法に関して「彼はDHとして多くの打席に立つことになり、外野手としてもプレーする」とDHと外野手の併用を考えているなど、そのバッティングに期待を寄せました。 吉田選手自身は起用法に関して直接は話していないようで「特にその話は個人的にはしていません。守備面でも戦術とかあると思いますし、そこに関してはしっかり準備してくれという話は聞いていますけど、その時々の臨機応変という話になると思います」と語りました。 昨シーズンと起用法が変わる可能性もある中で目標を聞かれると「本当にケガなく1年間しっかり戦い抜くというところ。去年の試合数よりももちろん多く出場して、チームに貢献していかないといけないと思います。DHなのか、守備につくのかわかりませんけども、任されたポジションでいいパフォーマンスをできるようにというのは心がけて準備したいなと思います」とコメント。続けて「数字はあまり本当にないですけれど、もちろん去年よりもというところで一番目指しながら、向上心を持ちながらやりたいと思います」と昨シーズンとれなかったタイトル獲得へ強く意気込みました。