低迷する日本株の潮目が6月中に変わる可能性が出てきた
ロンドンの金融街で「Invest in Kishida」を訴えた岸田首相。信じていいのだろうか(写真:ロイター/アフロ)
ちょっとさかのぼるが、ゴールデンウイーク中におけるほとんどの市場関係者の眼はアメリカの5月4日のFOMC(連邦公開市場委員会)に注がれていた。 だが、日本時間で5日に発表された連邦準備制度理事会(FRB)による22年ぶりとなる0.5%の利上げという報道の陰に隠れていたが、筆者がこの日衝撃を受けたのは岸田文雄首相の金融街シティ(ロンドン)での講演であった。岸田政権の掲げる経済政策「新しい資本主義」の具体像について、首相が自らの口で、海外の投資家に向けて初めて説明したからだ。
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中井 裕幸