布団も干せる脱衣所兼用のランドリールーム。干す・たたむ・しまうが5歩で完了
床材や洗濯物を干すパイプにもこだわり
それ以外に家事がラクになるよう、こだわったことが3つあります。
●床は汚れが目立たないグレーのタイルに
ホコリや髪の毛が目立たないようにグレーのタイル(塩化ビニール)を採用しました。浴室の床もグレーにしているので、空間が広く見えてよかったと思っています。
●布団もラクラク干せるハンガーパイプを設置
天井の壁際に、森田アルミ工業の天井つけ物干し「Kacu」を2本取りつけました。耐荷重は15㎏。 洗濯乾燥機で乾ききらなかった子ども用の布団を干しても、安定感があります。洗濯機や生活動線ともかぶらない位置で、高さもちょうどいいです。 ランドリールームには扉が2つあります。両方あけておくと通気性もよく、部屋干し臭や乾きにくさを感じたことはありません。
●洗濯機の上部にいろいろ収納できる可動棚
わずか1坪の脱衣所兼ランドリールームの収納力を上げるため、洗濯機の上に可動棚をつくりました。この場所に、バスタオルや洗剤のストック、アイロンを収納しています。隣が浴室なので、出たときにバスタオルがすぐに取れて便利です。
扉を閉めればプライバシーも確保できる
子ども3人のうち、2人が女の子のわが家。将来を見据えて、脱衣所兼ランドリールームは鍵つきの扉にしました。いつもは扉をあけて生活動線を確保し、来客時には扉を閉めて生活感を隠せるようにしています。
ちょっと後悔…コンセントの位置をミスった
つくって満足のランドリールームですが、少し後悔していることがあります。それはコンセントの位置。 チェストを置くことで、コンセントが完全に隠れてしまいました。家づくりの際に、筆者がコンセントの位置を指定しなかったのが原因です。 幸いアイロンはコードレスを使用しているため、頻繁にコンセントを使うことはありません。しかし、将来洗濯物を乾かすためにサーキュレーターを置こうと考えていました。チェストの少し上の位置に指定すればよかったなと後悔しています。 チェストの下に床下点検口もあるので、そのうちキャスターをつけてチェストを動かせるようにしようかと考え中です。 ランドリールームをつくってからは洗濯、乾燥、収納が最短距離でできるので、ストレスフリーになりました。子どもたちも自立して、洗濯物や着替えをしてくれるようになり、負担が減って大助かりです。
日刊住まい編集部