西武・渡部健人「打つしかない」 背番号変更&ライバルの存在…中村に直訴して弟子入り
西武・渡部健人内野手(25)=が9日、埼玉・所沢市の球団施設で現役最多の478本塁打を誇る中村剛也内野手(41)から打撃指導を受けた。「(シーズンオフの)こういうときしかない」と自ら申し出て実現し、昨年12月から所沢で濃密な時間を過ごしている。 【写真】「レオのけんと」西武・渡部健人 昨季は33打数に立ち、わずか1安打。ドラフト2位で入団した同じ姓の外野手、渡部聖(大商大)に背番号8を譲り、自身は66番で新たなスタートを切る。球団からは山川(ソフトバンク)の背番号だった3番を将来的に付けることを期待されている。そのためには主力級の活躍が必要で「3番を取りにいく気持ちでやるしかない」と気合を入れた。 新外国人選手として自身と同じ一塁手で、オリックスで昨季15本塁打をマークしたセデーニョが加入。「(セデーニョの獲得は)自分が打たないからだと思う。打つしかない」。決意を胸に黙々とバットを振り続けた。(石井孝尚)