新年最初の取引、日経平均は一時500円以上の値下がり 東証で大発会
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年明け最初の取引となる大発会を迎えたきょうの東京株式市場。日経平均株価は一時500円を超える値下がりとなりました。東京証券取引所から中継です。 今年は「辰巳天井」といわれ、株価が上昇し高値を付けやすいとされる巳年ですが、日経平均株価は不安な滑りだしとなりました。東京証券取引所では恒例の大発会が開かれましたが、日経平均株価はご祝儀相場にはほど遠く、一時500円以上値下がりしました。 厳しいスタートとなった今年の株価。市場が注目しているのは、アメリカのトランプ次期大統領の動向です。 ある市場関係者は「特に貿易交渉についてどんなことを打ち出すのか不透明感しかない」と警戒感を強めていて、今後の政策に身構えています。 さらに、国内の不安材料もくすぶっています。 自民党・公明党が少数与党に転落し政策が停滞しやすい中、今年夏には参院選も控えていて、こちらも先行きが見通しにくい状況です。 去年、34年ぶりに最高値を更新した日経平均株価ですが、国内外の状況に目を配りながら株価の上昇基調を維持できるのか、持続力が試される1年となりそうです。
TBSテレビ