日本一メニューが多い立ちそば屋! 足立区の名物店『雑賀屋本店』の極太蕎麦が人気の理由
●メディアにひっぱりだこで人気を誇る、京成関屋駅前の『そばうどん 立ち喰い雑賀屋(さいかや) 本店』で、大きな鶏天と太麺がウマい「鶏天太麺そば」を実食してみた
『そばうどん 立ち喰い雑賀屋 本店』は、朝から晩まで賑わいを見せている人気店。テレビ番組の取材では、数多くのタレントが「鶏天太麺そば」の鶏天にかじりつき、太麺そばを啜ってきました。そこで、足立区の立ち食いそば屋ランキングの1位を獲得した店のそばを食べてみましょう。 日本一メニューが多い立ち食いそば屋『立ち喰い雑賀屋 本店』の実態
駅と駅の間に立つ駅そばのような立喰い店
京成線の京成関屋駅と東武スカイツリーラインの牛田駅は違う名前の駅ですが、距離がとても近いと利用者や地元民には有名です。たった50mほどの距離で向かい合った駅なので、乗り換えも簡単で、多くの人が行き交います。 その駅と駅の間の関屋寄りに位置するのが、『そばうどん 立ち喰い雑賀屋 本店』。立ち喰いとありますが、カウンター以外にも外にはテラス席という名のテーブル席があり、座りたい人にも安心です。
筆者が潜入したのは午前中。テーブルに座る男性2人が、ハイボールにしようか、レモンサワーにしようか話しており、朝からお酒を満喫できる店のよう。店内は客が途切れることなく、店員さんは次から次へと注文が入り、とても忙しそうでした。 券売機の画面を見るとメニューの多さに圧倒されて、慣れていないとまごまごしそうになります。ラーメンにカレー、定食までなんでもござれなメニューの充実ぶりで浮気したくなりますが、ここは「鶏天太麺そば」にしましょう!
立ち食いそばと侮るなかれ! 唯一無二の「鶏天太麺そば」を実食
食券を渡してしばらく待ったあと、受け取ったそばがこちら。そば、つゆ、ねぎ、鶏天と、シンプルなどこにでもある1杯に見えますが、麺と鶏天の大きさに注目です。
まず目につくのが、太麺。そばといえば、細い麺を想像する人も多いと思います。確かに店のメニューもほとんどが、誰もが想像する範疇の細さのそばですが、こちらはうどんと見間違えそうな極太麺。 太いため麺のもちもち感や風味をより味わうことができ、短めの麺は鶏天から染み出した脂が隠し味となった透明な濃い口のつゆとよく絡みます。
そばを啜ったら、存在を主張する鶏天へ。ひょろりとした貧相な鶏天を想像していたら、器を埋めつくすような大きさにびっくりしますよ。