「50歳の選手に勝てなければ自分はもう勝てない」と背水の陣のK-Jeeがバンナに1RKO勝ち。12月の本戦に日本人ゼロの最悪の事態を回避【K-1】
K-Jeeは試合後の会見で「日本人が残ってやるという気持ちは何日か前はあったが、戦うときはこの試合に絶対勝ちたいという思いになっていた。自分の中で分岐点と思って臨んだ試合だった。連敗が続き、自分自身、成長していないとは思っていなかったが勝てない時期が続き、もう50歳の選手に勝てなければ自分はもう勝てないだろうと思った。そういう意味で分岐点だと思っていた。ここでしっかり勝ってリスタートでればと思っていたので、いい結果が出て良かった。格闘技は好きなので負けたら引退とまでは考えてはいなかった。楽しく格闘技をやっていればいいじゃんとは思うので。今のトップを目指してやる生活環境を見直すことになるかと思っていた。ただリスタートできたので今の生活を送っていこうと思う」と背水の陣を敷いての出陣だったことを明かした。 そして12月の本戦については「サクッとしか映像を見ていない。目の前の試合に集中していたんで。予選を1日で勝ち抜いた強い選手というのは分かっているが、どこか崩せるところはあると思うし、可能性はあると思う。向こうのほうが強い、実力はあるが、ちょっとでも可能性があるならそこを突いていくしかないと思っている。12月は夢をつかみに精いっぱい頑張っていく」とただ一人の日本人選手としての決意を口にした。