RIZIN王者・斎藤裕のラーメン愛は「食べる」から「作る」へ 朝倉未来コラボの反響、そしてファイターとして…【インタビュー】
■ファイターとしての今後は…「行けるところまでは行ってみたい」
――ファンとしては、斎藤選手のラーメンを食べられることはすごく楽しみですが、一方で「もうファイターではなくラーメン屋さんになってしまったの?」という声も聞かれます。斎藤選手としては、戦いには一区切りつけられたのでしょうか? 【斎藤】今は関係者の方たちも、お店の準備が忙しいと思ってそっとしておいてくれていると思うんですけど、ラーメン事業が忙しくなるほど僕は格闘技から離れる時間が多くなるのかなと思います。実際にはお店が走り出してみないとわからないところもあり、自分のイメージもある程度はあるのですが、1~2ヶ月やってみたら見えるものがあると思うので。気持ちが試合に向けば周りに相談をして、試合をやるっていう話になるかもしれないですが、お店の立ち上げは自分がしっかり入って頑張りたいという気持ちです。少し軌道に乗ったときに、自分の心や体だったり、周りの声を聞いて、ちょっと考えてみようかなと思います。このお店がすごいブームになったら、いろんなビジネスの話が舞い込んでくる可能性もありますし、そうなるとかなり忙しくなるんじゃないかな(笑)。 ――“飲食界の風雲児”として実業家になっている可能性もありますね(笑)。 【斎藤】どこまで行けるかわからないけど、行けるところまでは行ってみたい。素人からのスタートなんですけど、いろんなことを教えていただいて勉強になるので刺激的な毎日です。大変なことも多いですが、やりがいを感じています。 ――プレオープンもお忙しいですが、12月30日と31日には、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『RIZIN10周年大感謝祭』に出店もされるんですよね。 【斎藤】はい、2日間ともキッチンカーを出す予定です。僕がご提供させていただいて、写真撮影とかいろんなファンサービスをしたいと思っていますので、ぜひ食べに来ていただきたいです。ファンの方の声を直接聞けるのもうれしいですし、お店がオープンすると僕が作ることでいっぱいになってお客さまと対応ができないと思いますので、このイベントは交流できるいい機会にもなると思います。SNSでどんどん拡散していただきたいですね。 ――キッチンカーが忙しくなると大みそかの試合は見られないかもしれませんが、現在発表されているカードで斎藤選手が注目している試合は? 【斎藤】たくさんありますよね。タイトルマッチ3試合はどれも楽しみですし、元谷(友貴)さんもよく秋元強真選手との試合を受けたなと思ったし、各階級で重要な試合がたくさんあるので、言い出したらきりがないくらい見どころはたくさんあるので楽しみですね。大会の時間も長いので、会場にお越しの方は観戦ついでにラーメンも食べていただけたら、ありがたいです! ●クラウドファンディング『初代RIZINフェザー級王者、斎藤裕が贈る究極の和牛ラーメン!「麺ZIN」始動』Makuakeで開催中