【SixTONES】テンションはずっと高校生!?「やっぱり俺たち最高!」って実感する瞬間は?
――7月10日には新曲の『GNONG/ここに帰ってきて』が発売されます。『GNONG』は田中さんが出演しているドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』の挿入歌ですが、どんな意気込みで制作しましたか?
田中:複数の候補曲を用意して、ドラマチームの意向で選ばれたのが『GONG』でした。当然、自信作ですよ。ドラマのスパイスになることを目指しながらも、ちゃんとSixTONESの新曲として胸を張ってリリースできるクオリティにしないと意味がないと思って収録に挑んだので。 松村:最近は『GONG』のようなロックっぽい楽曲をシングルでは出していなかったので、今まで追ってくれていた方々にとっては安心と新鮮さを同時に味わえると思いますし、初めての方はSixTONESらしさを分かりやすく知ってもらえる楽曲になっているんじゃないかな。 ――SixTONESは結成10年目という節目を迎えました。今の率直な気持ちは? 森本:「え、もうそんなに経ったの?」っていう感じで、あっという間にここまできた感じがしますね。そして今後、メモリアルイヤーを記念するアレコレが続いていくので、シンプルにワクワクしています。 京本:これまで僕たちは目の前のことをSixTONESらしくやっていくことに全力で、あんまり未来を考えてなかったんですよ。とはいえ今回は結成10周年やCDデビュー5周年を記念する特設サイトも立ち上げたので、珍しく先を見据えていろんな企画案を出し合っています。まだ構想段階ではありますが、日本中に僕らの熱が伝わるようなド派手なイベントをやりたいですね。
ずっとテンションが高校生
そこは変えなくてもいい ――SixTONESらしく基本的には音楽で勝負するイベントが増えそうですか? 松村:そうですね。SixTONESの音楽をより深く味わっていただけるようなことをたくさんやりたいですね。 ジェシー:今年は野外フェスにも初挑戦したしね。もっと経験値を増やしたいな。 田中:結成10周年だからこそ、たくさんの“初挑戦”を経験することが大切だと思っています。ずっと応援してくれている人たちをびっくりさせたいし、SixTONESのことを新たに好きになってくれる人が増えるかもしれないですからね。 ――最近は6人が個人でもどんどん活躍の場を広げていて、全員が揃う日が減っているはず。それでも、多忙な日々のなかで「やっぱり俺たち最高!」と実感するのはどんな瞬間? 田中:今日はまだ実感してません(笑)。 松村:まだ午前中だからな……。 ジェシー:空き時間もなかったから……。 田中:俺たちは空き時間に本領を発揮するんですよ。この後、移動するタイミングでエンジンがかかってくるかも。 森本:控え室で6人でお弁当を食べる時間になったら、自然と「最高だな!」っていうテンションになりますよ。 田中:この数年、全員揃うタイミングは1~2週間に1回くらいしかなくて。それぞれが個人の仕事でゲットした土産話を集合した日に一気に吐き出すので、会話のネタ切れすることはないかな。 ジェシー:まあ、6人で集まるとだいたい同じような話しかしないけどね。てか、髙地も黙ってないでバシッと言ってやれよ。「俺たち最高!」ってさ。 田中:そうそう、彼だけは、今日も朝イチでグループ愛を感じていたらしいですよ。 森本:おいおい髙地、どのポイントで興奮したのよ? 教えてくれよ。 髙地:いや、別に興奮してませんけどまあ、みんなでご飯を食べてる時や、楽屋で他愛のない話をしている時とか……。 ジェシー:ハワイのないアメリカの話? 松村:ハワイがなくなったら寂しいよ。 髙地:と、こんな感じで会話が広がっていくんですよ。それって個人で仕事をしていたら味わえない楽しさですし、グループで活動していて良かったと思います。 京本:一人で仕事をしていると、ボケを拾ったりイジッたりしてくれるメンバーがいないことに寂しさを感じる瞬間もあります。距離が近すぎてイラッとする瞬間もありますけど、それが結成当初から変わらないSixTONESの良さでもあるから。 髙地:本当に、ずっとテンションが高校生のままだし、それは変えなくていいところなのかな。何年経っても、くだらないことで笑っていたいなって思います。 ●INFORMATION 「GONG/ここに帰ってきて」 ドラマ『ACMA:GAME アクマゲーム』の挿入歌である『GONG』は、大きな壁にも立ち向かう勇気をくれるファイトソング。『ここに帰ってきて』は京本大我主演の映画『言えない秘密』の主題歌。愛する人との別れを惜しみながらも大きく前に進もうとするラブソングになっている。7月10日リリース。 Interview&Text:Rina Ishibashi,Satoshi Asahara,Emari Majima Composition&Text:Noriko Yoshii
講談社 ViVi