「芸能人がこういうことやってんのか」ダレノガレ明美の“美容内服”が物議、医師が指摘する問題点
11月上旬、X(旧ツイッター)でダレノガレ明美の“美容法”が拡散され、物議を醸している。 【写真】ネット拡散された、ダレノガレが服用しているという「5種類の薬」 「拡散されたのは、ダレノガレさんが自身のインスタグラムでフォロワーからの質問に答えたストーリーズです。《ビタミンとか内服薬って何か飲まれてますか?》という質問に対して、薬の写真とともに『ノイロビタン』『シナール』『トラネキサム酸』『ユベラ』『ハイチオール』の5種類を《1日3回飲んでます》と回答していました」(美容ライター、以下同) 9月上旬にも同じ内容が拡散されており、 「おそらく、当時のスクリーンショットが再び出回ったのだと思われます。今回、拡散された投稿は3.5万いいねを超えており、改めて注目が集まりました」 しかし、現在、拡散元となったアカウントは凍結されている。 「正確な理由はわかりませんが、病気の治療に使われる薬を美容目的で服用することを推奨するような投稿だったため、たくさんの批判が集まっていました。そうした声が少なからず影響しているのかもしれません」 特に『トラネキサム酸』については、 《扁桃炎持ちなのでトラネキサム酸がこんなくだらない理由で品不足なのは死活問題なのでやめてもらいたい》 《欠品しまくってて、コロナやインフルエンザで喉痛い人が飲めないので無駄処方まじでやめてほしいです…》 といった指摘も。ダレノガレ自身にも、
自称美容意識高い系は百害あって一利なし
《うわ…芸能人がこういうことやってんのか》 《ダレノガレ明美も、こういう自称美容意識高い系も本当百害あって一利なし》 《有名人がこれを飲んでますってあげるのは賛同できない》 などと、批判の声があがる事態となっていた。
そこで、美容皮膚科の診療を行っている『銀座プラタナクリニック』のコッツフォード良枝院長に、美容目的での薬の内服について話を聞いた。 「昔は保険診療で処方している病院もあったと聞きますが、今は“自費”でお出ししているところが多いと思います。おそらく、ダレノガレさんも自費で購入しているのではないでしょうか。当院でも、医師が診察をしたうえで自費での処方を行っています。また、SNSで情報を見て“この薬をください”と求める方がいますが、“タバコを吸っていないか”とか、“ほかにお薬を飲んでいないか”“合併症がないか”などを必ず医師が確認しています。ご希望があっても具体的な症状がなければ、日焼け止めを塗るなど、日常での予防策をお伝えして、薬の処方はしないという場合もあります」(コッツフォード院長、以下同)