タイトルホルダー引退へ 有馬記念がラストラン
日本中央競馬会(JRA)でG1.3勝を挙げているタイトルホルダー(5歳牡馬、栗田徹厩舎)が、24日のG1有馬記念を最後に引退することが決まった。6日、管理する栗田調教師が公表した。北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬になるとみられる。 鮮やかに先行して勝ち切るのが持ち味のタイトルホルダーは、2020年にデビュー。21年に重賞初制覇を飾り、その年の菊花賞と22年の天皇賞・春、宝塚記念を制した。 前走のジャパンカップは復調をうかがわせる5着。ラストランで4度目のビッグタイトル獲得を目指す。ここまで18戦7勝で、総獲得賞金は9億円を超えている。