改憲原案作成し議論深化を―自民 期限区切らず冷静にと反論―立民
憲法記念日の3日、与野党はNHK番組で討論した。自民党憲法改正実現本部の加藤勝信事務総長は「大型連休明けに具体的な改憲原案の作成に入り、ベースにして議論を深めたい」と主張。立憲民主党の逢坂誠二憲法調査会長は、岸田文雄首相が9月までの自民総裁任期中の改正を掲げていることを踏まえ「期限を区切る首相の誘導に乗らず、冷静に議論したい」と反論した。 日本維新の会の音喜多駿政調会長は「首相の公約のためには遅くとも7月末までの国会発議が必要だ」として、原案を作成する起草委員会を一刻も早く発足させるべきだと訴えた。