【アルゼンチン共和国杯】丸田恭介騎手ラーグルフとの再タッグ「楽しみ。気持ちを上手にコントロールできれば」
約2年半ぶりのタッグに心が弾む。丸田騎手がラーグルフとコンビを組むのは皐月賞8着以来。30日の最終追い切りで久々にまたがった背中の感触に頼もしさを覚えた。 ◇ 「久々にコンビを組めるのでうれしい。テンションの面でピリピリしているのは相変わらずですが、体がしっかりして大人びたなと。3歳春までは背腰が本当に緩くて弱く、能力だけで走っていました。年齢を重ねての成長を感じます」 ラーグルフは2歳夏のデビューから6戦連続で手綱を取った相棒だ。未勝利、芙蓉Sを連勝し、ホープフルSでも3着に好走。「フィジカルの弱さをカバーできればと、3歳春までは乗っていました。今の感じでどれだけ走ってくれるのか楽しみ。またこうして乗せてもらえて、オーナー、調教師に感謝しています」と思いを語った。 5歳といえば、イクイノックスやドウデュースと同じ最強世代。その中で皐月賞では0秒6差。のちに中山金杯を制し、中山記念で2着に入った実力もうなずける。近走はやや低迷も「若干体に余裕は感じたけど、動きはまずまず。左回りに良績もあるし、長い直線も悪くない。気持ちを上手にコントロールできれば」と感触は悪くない。久々の勝利へ闘志を燃やす。