通信の秘密の漏えいに該当 LINE誤表示で総務省
LINE(ライン)ヤフーが提供する通信アプリLINEで、他人のアプリ上の写真が誤表示される不具合が発生した問題について、総務省は3日、通信の秘密の漏えいに当たるとの見解を示した。電気通信事業法などでは、通信の秘密の漏えいに該当する場合、事業者に30日以内の詳細な状況の報告を義務付けている。 村上誠一郎総務相は3日の閣議後記者会見で「発生原因を含めて、事実関係の早急な確認を求めている」と述べ、同社から詳細な報告を受けた上で「再発防止に必要な対応を求めたい」とした。 11月28日から、アプリ上の友達同士で写真を集めて保存する「アルバム」機能で、無関係の利用者の写真が一部で表示された。